2011年12月25日日曜日

介護職06_婆ちゃんが喋った!真夜中の不思議な夜勤体験

介護職員06「不思議な夜勤」
世間は、メリークリスマスですね。

皆様、如何お過ごしでしょうか。
今日は、嫁が夜勤で居ません。

子供達に、私の唯一出来る手料理カレーを作りました。と、思ったらカレースープになりました。

私の2時間を返しやがれ。

日常と変わらない、クリスマスイブ。
もうイブじゃないか。
などと、暇を持て余してますので、「特養体験記」更新。

一応、自身を振り返る為の記録でもありますので、私が介護の世界に飛び込んでからを、出来る限り時系列で綴ってます。


初めての特養入社後、半年経った頃。

今でも忘れない、ある婆ちゃんとの出来事。


U婆ちゃん。

当時、80代後半。
足腰が弱く、移動は車椅子。
認知、知的能力の低下は軽度で、しっかりされてます。

但し、普段自分から発言される事が無く、相手方から声を掛けられても、発語無く表情で会話されます。
何かの訴えがあると、甲高いカラスに似た「アー、アー」としか言いません。

発語に関するであろう人生暦、既往歴はサマリーに記されていません。
(私の知識不足、記憶違いかも。)

たしか、先輩職員に尋ねたところ、
「入所時はしっかりお話しされていた。」
「軽い認知症状が出始めた頃から、喋らなくなった。」

そう教えられたと記憶してます。


書いてるうちに、バカ犬職員2人が休憩中に「アー!アー!」と、本人の目の前ではありませんが、U婆ちゃんをバカにして遊んでたのを思い出した。

今回は関係無い話しなので省略。 *前回記事参照


その日、私は夜勤の為、夕方に出勤。

日勤者からの申し送り。
「U婆ちゃんが、微熱で体調が優れない」との報告がありました。

夕食を半分以上残される。

U婆「アー!アー!」

「夕食はもういいから、寝かせてくれ。」

そう身振り表情で訴えられ、早めの就寝。


ベッドで横になっているものの、微熱が続いており、眠れないご様子。



深夜1時を過ぎた頃。

U婆「アー!アー!」

みやび「Uさん。どうされました。」

U婆「アー!アー!」


何を望んでいるのか、いくつか尋ねたところ、


みやび「起きますか?」

U婆「・・・・」コクリッ。


どうやら、起こして欲しかったらしい。


離床し、日中は禁止されている寮母室へ案内し、温かいお茶、余っていた和菓子を提供。
ウンウンと笑顔で頬張り、ご満悦。


U婆ちゃんがエッチなのを知っている。

みやび「Uさん。旦那さん愛してました?」

U婆「・・・・」ニヤ~っ。


などなど、一方的ではあるものの、会話を楽しんでいたと思います。

みやび「Uさん。ちょっと洗い物するから、待っててくださいね。」


寮母室奥にあるキッチンで、コップ類を洗おうとしたところ・・・・・

U婆「!!!」

みやび「?」


U婆ちゃんから何か聞こえた。

みやび「Uさん!?

今何ていいました?」


U婆「男が台所に立ったらアカン!!」

U婆「私がするから、のきなさい!」


なんと、入社後一度も聞いた事の無かった、Uさんの言葉!

めちゃくちゃ嬉しくなり、すぐに会話を試みるも、

U婆「・・・・・」


U婆「・・・・・」


もうすでに、いつものU婆ちゃんに戻ってました。

洗い物をする!という意思は変わらないようで、立てないU婆ちゃんを後ろから支えると、たどたどしいものの、洗い物を最後までしてくださいました。


ただ。。。。。

汚れがちゃんと取れてないので洗いなおしましたがw


ごめんよ。U婆ちゃん!

洗い物をこなし、満足されたU婆ちゃんは、その後間もなく居室に戻り、眠られました。


以降、職員皆で発語を取り戻そうと、試行錯誤しました。
しかし、あの夜以来私が退職するまで、U婆ちゃんの発語は見られませんでした。

熱で言動が一時的にしっかりされる利用者さんは、何度かみたことありますが、それを超える余りにもビックリした体験。


実は、元々喋れるのに、何かに見切りを付けて喋らないようにしてるのかな。


なんだろう。

今でも解らない、不思議な体験。




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